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2005年 01月 04日
たばこはぜいたく品?
こんな記事が目に入った。
 特殊印刷機械大手のナビタスは1月から、たばこを吸わない社員を対象にした助成制度を始める。「禁煙手当」を与えて喫煙者の禁煙努力を報いる企業は多いが、同社はたばこを吸わない「嫌煙」社員全員を評価することにより社内の禁煙意識を高める。
 グループ会社を含む約100人の社員が対象。1月5日の仕事始めに「禁煙宣言」をした社員にまず一律2万円を支給し、1月支給分の給料から毎月1000円の禁煙助成金を支給する。
 助成金額は年度替わりの4月に、前年度の業績に連動して増減する。「職場環境の改善や健康増進が業績に反映するという事を社員1人ひとりに意識づける」(山下晴文社長)
 同社社員の喫煙率は6割近くに達している。新制度の下、会社全体で禁煙に取り組む姿勢を明確にして喫煙率の早期低減を目指す。
(日本経済新聞より)

ボクも15年前までは、喫煙者だった。
だが、家族が増えることがわかってからやめることにした。
普通、たばこをやめるとニコチン中毒の影響で禁煙の苦しみが出るようだが、そのころからケチ心(ごごろ)が芽生えたボクは、たばこ代を浮かす喜びの方が勝ったみたいで、すんなり禁煙に成功した。
今では、立派な(?)嫌煙家。
1日270円のタバコ1箱をやめると、1ヶ月で約8000円、1年間で96000円も節約できる。
これって、ボクにとってすごい金額だ!
WHOでは、かなり昔から「たばこが起こす健康の害と治療費の増大」を訴えているし、昨年わが国も「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」に署名した。
これによってたばこの広告や販売について規制が強化されることになる。
しかし、JTは、相変わらずたばこと健康の因果関係についてWHOの見解を拒み続けている。医薬品の開発製造も行いつつだ。
もっと驚くのは、健康の害を最も知っているはずの医師が依然たばこを止められない実態だ。「男性医師の喫煙率21% 英米の3~5%に比べ依然高率」
ここにも、禁煙運動がイマイチの日本の姿が出ているような気がする。
未成年者の喫煙も昔から問題になっているが、いっそのこと、
1箱1000円にしてしまえば、一気にやめる人が増えそうだが。

by dosanko0514 | 2005-01-04 10:39 | ケチこそ人生


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