2005年 05月 28日
鑑賞日:05.05.28 鑑賞場所:AMCイクスピアリ16 大作ではないが、意表を突いた展開が評判というので映画館に行った。 ちょっとスリラーに思えたり、オカルトっぽかったりしたが、観終わるとなぜかほっとする気持ちになった。 確かに、結末が読めないはらはらする映画だった。 mikaku33さんからも奨められました。 <ストーリー>(文字をなぞると読めます) エヴァン(アシュトン・カッシャー)は、幼少から少年になる時期、時々記憶を失うことがあった。精神科に見せても異常は見つからなかったが、医師から日記を付ける様に言われる。 その後記憶を失うこともなくエヴァンは大学生活を送る。偶然、ベッド下から7歳の時の日記を見つけそれを読みだした途端、エヴァンの意識はその過去の記憶の中に入り込んでしまう。戻った過去はどれもこれも忌まわしい出来事ばかり。 ところが、過去に戻ったエヴァンは、過去にしたこととは違うことを行う。 すると、意識が現在に戻ったエヴァンは周りが変わっていたことに気付く。 そして13歳にさびしい別れをした幼な馴染の少女ケイリー(エイミー・スマート)の再会もつかの間、彼女が自殺してしまう。 ケイリーの死を悔やみ、また日記を読み、過去への旅を試みる。 一度はケイリーと幸せになったかに見えたが、憎まれていたケイリーの兄を殺してしまい刑務所行きに。 過酷な刑務所からの脱出にまたしても日記を使い、また過去の自分の行動を変えてみた。すると、今度はケイリーが売春婦に・・・。何とかケイリーと幸せになりたいと何度も過去への意識の旅を繰り返すが、自分とケイリーとの幸せは反比例する結果に・・・。 最後にとったエヴァンの決断とは・・・・。 <感想> まずは、この作品のオリジナリティーに拍手だ。 タイムマシンではなく、日記を読むことで過去の自分にスリップする。そこで起きていることを再現しつつ、主人公の意識が過去ではなく現在にある。つまり、過去の自分や周りを都合よく操作できる・・・・(ほんと、ありえないけれど)なんて、夢のような話だ。 ボクだって、過去の嫌な出来事を、そのときに舞い戻って変えてみたいなんて思うときもある。 そうすることで、生き方も変えられるかも知れない。 しかし、それは不可能な話で、時は間違いなく未来にだけ進んでいる。 作品では、何度か主人公の忌まわしい過去=失った記憶を作り変えても誰もが幸せにならないことを伝えていたように思う。 主演のアシュトン・カッシャー。初めてスクリーンで観たような気がする。最後のシーンではさすがにモデルらしいかっこよさで歩いていたが、途中の記憶を失うと必ず鼻血や嘔吐をするなどかなり大変な役をこなしていた。 助演女優のエイミー・スマートや他の幼な馴染みのトミーやレイニーも運命が変わるたびにいろんなキャラクターを演じていた。これも素晴らしい。 一点難を言うと、ローティーンの俳優にタバコを吸わせるシーンがあり、とても不快に思った。
by dosanko0514
| 2005-05-28 23:57
| 映画は楽しい
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