2007年 05月 05日
鑑賞日:07.05.04 鑑賞場所:シネマイクスピアリ 有名アメリカン・コミックの実写版。 過去2回でも激しく繰り広げられてきた悪との闘い、そして、スパイダーマンとMJとの愛の行方、親友ハリーとの決闘。 その全てがここに完結するのか? <ストーリー>(公式HPより) ニューヨーク。スパイダーマンとして市民から賛辞を浴びるピーター・パーカー(トミー・マクガイア)に、ある日突然、謎の黒い液状生命体が取り憑き、その全身を黒く染めていく。黒いスパイダーマンとなったピーターは、そのスーツがもたらす新たなパワーに酔いしれるが、今まで感じることの無かった怒りを制御することが出来ない。彼に何が起こったのか? 心まで黒く染まってしまったのか? 慕っていたベン伯父さんを殺した犯人サンドマンへの復讐。スパイダーマンを父の仇と信じ、ニュー・ゴブリンへと姿を変えた親友ハリー・オズボーン(ジェームズ・フランコ)との決闘。未来を誓い合った恋人メリー・ジェーン(キルスティン・ダンスト)との心のすれ違い。悲しき運命の連鎖が、彼を究極の闘いへと導く。さらに想像を絶する最凶の敵ヴェノムが、スパイダーマンと彼が愛するすべての者に襲いかかる。 そして、彼は「決意」する。 最後まで闘い、守り続けると・・・。 <感想>ニューヨークの高層ビル群をくもの糸を使って颯爽と飛び回るスパイダーマンの姿は美しい。 スパイダーマンでないピーターの日常は、大学生だし、新聞社の非常勤のカメラマンでもある。 このギャップも楽しみでもあった。 また、ヒロイン、メリー・ジェーンとの浮き沈みのある愛もほほえましい。 ある種、今までのヒーロー映画の常識を覆すこれらの仕掛けが成功の要因だったように思われる。 が、しかし、 3作目の今回は、観始めてすぐ違和感を覚えた。席を立ちたくなったほどだった。 あまりにコミック的なストーリー展開が、せっかくのVSXを楽しむ余裕をも無くしてしまった。 登場人物の描き方が粗っぽいし、科学的な説得力も乏しい。 興行成績はきっと良いだろうが、ボクは、この手の映画が苦手になっていることがわかった。 唯一、サンドマンを演じたトーマス・ヘイデン・チャーチ(サイドウェイでもおなじみ)の存在感のある演技が光った。
by dosanko0514
| 2007-05-05 12:49
| 映画は楽しい
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