2007年 05月 27日
鑑賞日:07.05.25 鑑賞場所:シネマイクスピアリ ジャック・スパロウの奇想天外な冒険旅行も3作目のこれが最後。 次々と繰り広げられる海賊たちの戦いに時間を忘れる。 <ストーリー> (公式HPより) 舞台は、カリブ海からアジア、そして、前人未到の《世界の果て》へ ウィル・ターナーとエリザベス・スワンは、宿敵であるキャプテン・バルボッサと手を組み、溺死した船乗りが沈む“デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー”に囚われのキャプテン・ジャック・スパロウ救出の旅に出る。その頃、世界制覇の野望を抱く東インド会社のベケット卿は、“深海の悪霊”ディヴィ・ジョーンズを操り、有力な海賊たちを次々と葬り去っていた。海賊たちに残された道は、9人の“伝説の海賊”を招集し、最後の決戦を挑むこと。だが、鍵を握る9人目の人物こそ、キャプテン・ジャック・スパロウ、その人だったのだ・・・・。 果たしてジャックを復活させることはできるのか?そして、滅亡の危機に瀕した海賊たちの運命は・・・? <感想> 前作、デッドマン・チェストでデイヴィ・ジョーンズの操るクラーケンに船ごと海に沈められたジャック・スパロウが一体、どんな復活を遂げるのか?が、一番の楽しみであった。果たして、“海の墓場”に囚われていたジャックは、なんとも奇妙な世界にいた。たくさんのジャック、船と一緒に砂漠の真ん中にたたずむ姿が、あの世とは違う、一種絶望的な海の墓場だったのだろう。 そして、砂漠にある無数の石が蟹(これが後になって正体がわかる)に変わっていくのも面白い。(シュールだぞ!) この3部作、個性的な登場人物が物語を面白くしている。 ウィル・ターナーとエリザベス・スワンは、言わばヒーローとヒロイン。最後の最後にハッピーエンド?になるのは、観ているものにとって救われたような気持ちにしてくれる。 海賊のスパロウとバルボッサは、決して良い人間ではないのだけれど(海賊なんだから)、憎めないキャラクターでボクの心をつかんでいる。そして、ブラックパール号の乗組員たちが面白い。ギブス航海士、凸凹コンビのビンテルとラゲッティ、今回セリフも増えたし、登場場面も増えたな。そして一番好きだった「猿のジャック」、一番笑わせてもらった。立派なエンターテナーだ。 ディズニー・ランドの一つのアトラクションからヒントを得た、この映画シリーズ、今回が最後らしいのだが、海賊という謎めいた素材から、ファンタジックでアクションたっぷりの一つの世界を作り出してくれた。 ジャック・スパロウはまた小さな船で航海に出たが、その先は・・・ボクらの心の中で旅を続けているのだろう。 <余談> ロックバンド「ローリング・ストーンズ」のギタリスト、キース・リチャーズが登場! なんと、ジャックの父として・・・・。 ギターまで弾いちゃって!
by dosanko0514
| 2007-05-27 10:51
| 映画は楽しい
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