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2007年 07月 13日
映画鑑賞記「キサラギ」
鑑賞日:07.07.12 鑑賞場所:ユナイテッド・シネマズ豊洲

 自殺したアイドル如月ミキの一周忌。
ファンサイトで知り合った、男、5人
その部屋で事件が起こる・・・・・


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<ストーリー> 
 焼身自殺した売れないアイドル“如月(キサラギ)ミキ”の一周忌に、とあるビルの一室に集まった5人の男たち。初対面ながら場を仕切る「家元」(小栗旬)、どこか威圧的な「オダ・ユージ」(ユースケ・サンタマリア)、場を盛り上げるお調子者「スネーク」(小出恵介)、福島の農家からやってきた「安男」(塚地武雄)、何を考えているか分からない怪しいオヤジ「いちご娘」(香川照之)。思い出話が次第にヒートアップしていき、そして誰かが呟いた。「彼女は殺されたんだ」。この発言が引き金になり、怒涛の議論、二転三転する推理。果たして彼らは真相にたどり着けるのか?

<感想>
 一部の映画ブロガーさんから絶賛の声が上がり、mikakuさんからもすすめられては、観ないわけにはいかない。(笑)
上映している映画館が少ないが、幸運にも会社近くで上映しているシアターがあったのがラッキーだった。

映画鑑賞記「キサラギ」_b0070020_22123134.jpgさて、映画だが・・・、
最後まで息を抜けないサスペンス・ストーリーなのだが、ネットではおなじみの“ハンドル・ネーム”で呼び合う男たちの素顔が明らかになる度に爆笑の嵐、そして最後はなんとも言えない癒しの空気に包まれた。
その脚本は「ALWAYS三丁目の夕日」の古沢良太
そして、その面白い脚本に集まった俳優たちがすごい!
蜷川幸雄の舞台で評価されている若手演技派の小栗旬、映画やバラエティなどにマルチ・タレントぶりを発揮しているユースケ・サンタマリア、ドラマ「のだめカンタービレ」で人気上昇中の小出恵介、「間宮兄弟」で新人賞を総なめにしたドランクドラゴンの塚地武雄、そして、日本映画界で性格俳優をやらせたら右に出るものがいない香川照之
5人の俳優が、それぞれの個性をフルに使って、それも若手・ベテラン関係なく、堂々と渡り合っている。
映画の全編が追悼会の会場となるビルの一室で描かれているため、全カットに5人が次々と入らなければならない。それだけ、彼らの演技力が問われるわけだが、最後まで高いテンションで演じきったのはすごい!

by dosanko0514 | 2007-07-13 22:16 | 映画は楽しい


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