2007年 07月 29日
鑑賞日:07.07.24 鑑賞場所:シネマ・イクスピアリ 成長したハリーやハーマイオニー、ロンたちホグワーツの生徒たち。 そこには、闇の陰がひたひたと迫っていた。 ハリー・ポッター7部作の5作目 <ストーリー> (シネマカフェより引用) ホグワーツの5年生となったハリー(ダニエル・ラドクリフ)。魔法界はヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)の復活という事実に目をつぶっている。魔法大臣は、ホグワーツ校のダンブルドア校長(マイケル・ガンボン)が自分の権力を弱体化させるために嘘をついているのではないかと訝しみ、学校の動きを見張るため、「闇の魔術の防衛術」に新しい先生を採用。しかし、採用されたドローレス・アンブリッジ先生(イメルダ・スタウントン)の授業は、闇の力に対抗するにはまったく役に立たないほどお粗末だった。そこで、ハリーは友人のハーマイオニー(エマ・ワトソン)、ロン(ルパート・グリント)と協力し、“ダンブルドア軍団”と名づけられた少数の生徒による秘密の訓練を開始、目前に迫る戦いに備え、勇気ある若い魔法使いたちに闇の魔術の防衛術を教えるのだった…。 <感想> 2001年の1作目から6年、おなじみの登場人物の顔ぶれがスクリーンに現れるたびに、何か昔の友人にでも会ったような気になる。 1作目では、まだ幼さが目立っていたハリーも、今回は17歳になって、逞しさが増したように見える。 相変わらず“マグル”での生活では不自由で、ダーズリー家からのいじめにも耐えなくてはいけないハリーなのだが、今回はホグワーツでも、周りからの目が冷たくなって孤独感がさらに増していた。そんな中、ハリーが心を寄せたチョウ・チャンとの愛(キスシーンが初々しい)がちょっとだけ、彼の慰めになったのかも知れない。 ボクは原作を読んでいないから、 題名から、冒頭に出てきた「騎士団」とヴォルデモートとの対決がハイライトかと思ったのだが、結末はちょっと違った戦いだったのは拍子抜けだった。 それとは別に、ホグワーツに乗り込んで学校を乗っ取るほどの強権ぶりを誇ったアンブリッジ先生、絶対ヴォルデモートと通じていたと思ったのに、あっさり、ケンタウルスに捕まってしまったのも、思惑ハズレだった。 とはいえ、映像はより迫力が増して観るものを圧倒し、2時間半はあっという間に終わってしまった。 <おまけ> 1作目から登場し続けているキャストはいっぱいいるが、今回注目したのは、ハリーに忠実な友人でちょっとユーモラスなネビル・ロングボトム役のマシュー・ルイス君。 大きくなったら、カッコよくなったぞ。 今回、アズガバンを脱獄したレストレンジ役の大女優ヘレナ・ボナム=カーターもさすがの演技。彼女、ティム・バートン監督作品には欠かせない俳優で、ボクも大好き。
by dosanko0514
| 2007-07-29 11:20
| 映画は楽しい
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