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2007年 10月 12日
地球温暖化防止運動がノーベル平和賞に
素直に喝采を送りたい。
Excite ニュース「<ノーベル平和賞>ゴア前米副大統領と国連のIPCCに」
 ノルウェーのノーベル賞委員会は12日、記録映画「不都合な真実」などを通じ地球温暖化防止を訴えているアル・ゴア前米副大統領(59)と、温暖化防止の研究を各国の政策決定に生かすための国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC、事務局・ジュネーブ)に07年のノーベル平和賞を授与すると発表した。気候変動問題を平和賞の対象にしたことで、ノーベル賞委員会は環境保護を平和構築措置として評価する姿勢を鮮明にした。ブッシュ米政権をはじめ国際社会に対し、12年に温室効果ガス排出削減の約束期間を終える「京都議定書」以降の枠組み作りを促した形だ。

今や、日本人の95%が地球温暖化を「身近な問題」あるいは「ある程度身近な問題」と感じている。
これほどまで、問題意識を高めた功労者としてIPCCとアル・ゴア氏が選ばれたのだろう。

ゴア氏(アルバート・アーノルド ・ ゴア・ジュニア)は1970年代から地球温暖化について関心を持っており、この問題には造詣が深い。ここ数年は、世界中で地球温暖化防止についての関心を高める運動に精力的に参加している。彼の地球温暖化についてのスピーチは高く評価されており、ゴアは講演を少なくとも1000回行っている。(wikipediaから引用
ボクも観た「不都合な真実」においても、科学的な解説をしながら、温室効果ガスがもたらす地球温暖化への警鐘を鳴らし、ドキュメント映画として全世界的なヒットにもなった。

ゴア氏は最新の声明で、受賞賞金の全額(約1億8千万円)を地球温暖化防止に取り組むNPOに寄付すると言っている。 これにも拍手を送りたい。

(余談)
ノーベル賞は、ノーベルの祖国スウェーデン国内で選考と授賞式が行われるが、唯一、平和賞だけは、選考も授賞式もノルウェー国会が行っている。 不思議といえば不思議だ。

by dosanko0514 | 2007-10-12 22:17 | ecology&economy


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