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2004年 11月 22日
映画鑑賞記「オールド・ボーイ」
04.11.19 AMCイクスピアリ16にてレイトショー(¥1000)

初めて映画館で韓国映画を観た。
英語の映画は数多く観たが字幕を一生懸命追いかけなくてもある程度知っている単語でわかるのだが、韓国語(ハングル)が全く分からない僕はこんなところに苦労するとは思ってはみなかった。
だが、作品自体は、正直、韓国映画のすごさを感じられずにいられなかった。
主役オ・デス(チェ・ミンシク)が冒頭の泥酔男(かなり笑える)から、15年におよぶ監禁生活で表情も体つきも大きく変わってしまう。この演技の幅はすごい。
ストーリーは、この15年の監禁された理由を解き明かすことから始まった。ひょんなことから生活を一緒にする(実ははめられていた)ミド(カン・ヘジョン)との愛も織り交ぜて、監禁中に薬物で昔の記憶を消されたオ・デスが高校時代に起きた同窓生の女の自殺を調べていくうちに、自殺した同窓生の弟(ユ・ジテ)が自分に対する復讐の対象であることを知る。
リアルなアクションシーン、韓国女優の大胆な演技(肌も露にすることも厭わない)、凝ったカメラワークとシーンのつなぎ。
どれも、日本映画を飛び越えて、ハリウッド作品と堂々と渡り合える実力があることを証明している。

by dosanko0514 | 2004-11-22 11:12 | 映画は楽しい


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