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2004年 12月 31日
子供たちをどう守る
奈良・女児誘拐殺人犯人が昨日ようやく捕まった。
TB→●奈良・女児殺害で逮捕された36歳男の人生
今朝の朝日新聞社説には、
(抜粋)
 子どもに対する性犯罪者が繰り返し犯行を重ねる傾向が強いことは、よく知られている。前歴があるからといってすべてが再び犯罪を重ねるわけではないが、だからといって再犯を簡単に許してしまう現状でいいはずはない。
 英国では、子どもを狙った性犯罪の前歴を持つ者は、地元の警察署に住所を登録するよう法律で義務づけている。再犯の恐れのある前歴者に無線標識をつけて監視する対策まで検討された。
 人権に絡む問題だけに慎重さは必要だが、子どもの人権もまた十分に擁護されなければならないのだ。
 子どもに対する性犯罪は、どこの国でも大きな悩みだ。途上国の子どもの買春やインターネットを通じた児童ポルノの広がりで、欧米の国々は90年代に子どもを守る法整備に取り組んだが、日本で禁止法ができたのは5年前だ。日本はいまなお児童ポルノの大供給国である。
 しかも、警察庁によると、被害者が20歳未満の性犯罪は、昨年は90年の3倍という急増ぶりだ。とくに増えているのが小学生の被害だ。

性犯罪者の再犯率が高い以上、子供からこれら前歴者を遠ざけるのは当然の対策だ。そうしなくては、子供たちを外で遊ばすことができなくなる。
英国の例も研究しつつ、日本でも議論を深めるべきでないだろうか?
これ以上、こんな悲惨な犯罪は見たくない。

by dosanko0514 | 2004-12-31 12:58 | ちょっと気になる


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