人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2005年 03月 28日
NYの美術館に自画持参
単なるいたずら・・・だと思ったら、一種のムーブメントなんだね。
読売新聞の記事「NYの美術館に自画持参、名作の間にちゃっかり展示
ニューヨークの4つの有名な美術館や博物館に、悪ふざけ画家の「作品」がこっそり持ち込まれ、数日間、だれも気づかないまま堂々と展示されていたことがわかった。
 犯人は「バンクシー」と名乗る英国人男性だが、正体は不明。狙われたのはメトロポリタン美術館、近代美術館、ブルックリン美術館とアメリカ自然史博物館。
 美術館には「ガスマスクの女性」やアンディ・ウォーホル風「トマトスープの缶」などの絵を展示。博物館には「翼とミサイル付きの本物の甲虫」を飾った。
 男は電話でロイター通信に、今月13日の開館中に仲間と協力して作品を持ち込み、名作の間に飾ったと語った。メトロポリタン美術館は1日で気づいたが、近代美術館は4日後だった。
 警備は厳しいはずだが、男は「どこも何かが持ち込まれるより、持ち出されることを警戒している」と“盲点”を指摘した。男は昨年もパリのルーブル美術館などで同じいたずらをしているという。
NYの美術館に自画持参_b0070020_9151986.jpg





Exciteニュース「有名美術館に自分の絵をこっそり置き逃げ犯の手口ときっかけ」によると、
「実は、姉の行動がきっかけになったんだよね。ある日いきなり、姉がたくさんの僕の作品を捨てたんだ。なんでそんなことをするんだって聞いたら『こんな絵、ルーブル美術館のような立派な美術館で展示されるような絵じゃないわ。無駄よ』って言ったんだ。それがきっかけになったんだよ」と語る。
バンクシーは、元々グラフィティ・アーティストで列車などにグラフィティを描いていたが、最近ではセキュリティがどんどんと厳しくなり、創作の場を失いつつあった。そこで、美術館にも表現の場を広げたというわけだ。「防犯装置の性能がよくないから、やりやすいね」という。

彼のHPに、そのときの様子も載っているようだ。

泥棒じゃないから、いいんじゃない?

by dosanko0514 | 2005-03-28 09:23 | ちょっと気になる


<< 地震雲が出たそうな?      「もったいない」を広めよう >>