2006年 04月 02日
鑑賞日:06.03.31 鑑賞場所:シネマイクスピアリ16 今年のアカデミー賞に輝くクレイ・アニメーションの傑作。 不思議な可笑しさが全編にわたってちりばめられている。 <ストーリー>(公式HPから一部引用) 年に一度のお祭り”巨大野菜コンテスト”まであとわずか。町の住人たちは、コンテストに向けて丹精を込めて育てた巨大野菜が畑荒らしウサギに食べられてしまい、戦々恐々としていた。 発明家ウォレスとそのパートナーである忠犬グルミットはプロの害獣駆除隊(アンチ・ペスト)として、ウサギ回収マシーン”BV6000"を駆使し、ウサギから巨大野菜を守っていた。 コンテストの主催者にして、心優しい美女レディ・トッティントンも一大イベントを開催できるめどが立ち、ほっと胸をなでおろすのもつかのま。 ある夜、またもや大事な畑があらされる事件が発生!今までに無いほど荒っぽい手口に、住人たちからは「正体不明のウサギの怪物が出現した」という噂が飛び出すほど。 レディ・トッティントンは再びウォレスに野菜を守ってくれるよう依頼をするが、以前からレディの財産を狙っていた傲慢な男、ヴィクターがこの騒ぎに乗じて悪巧みを考える・・・。果たして、ウォレスとグルミットはこの難事件を解決できるか? <感想> 予告編だけを見ると、単なるドタバタ喜劇に終わるのかと思っていたら、ストーリー展開は、一端(いっぱし)の推理アクション映画並みの最後まで飽きさせない内容だった。 クレイ・アニメって、1コマコマ、粘土の人形をすこしずつ動かしながら作るものだが、気長な人間でないとできない代物だ。 ましてや、コンテストでのお祭りのシーン、何10体もの動きを同時にするのは至難の業だ。 手書きのアニメとは違って、立体感が出ているし、温かみも感じられるのが良いと感じた。 それにしても、グルミットは、セリフがないのだけれど、実にクールな役だったな。 アカデミー賞では、「ハウルの動く城」とオスカーを争ったが、個人的にはハウルに軍配が上がると思ったのは、日本人だからか?
by dosanko0514
| 2006-04-02 16:04
| 映画は楽しい
|
アバウト
カレンダー
カテゴリ
メモ
フォロー中のブログ
シネマ親父の“日々是妄言” S*e*x*t*a*n*... *- Petit sou... ユル・いんしょう派の系譜 the borderland かきなぐりプレス ぷらぷらカメラ ひトリ歩き 超音速備忘録 Discovery! 牛と娘と音楽と。息子も。 フードアトリエ ぼうがいっぽん カナダ生活♪~Cross... おじさま便り : 中年オ... 慎之介の単なるボヤキ Bravo! Birds 徒然なるサムディ ★☆★風景写真blog★... Tuc家のまぬけ 星のカケラ 七月のうさぎ(休止中) ぴあのの我楽多箱 その日暮らし的発想 NED-WLT 紅玉の甘い戯言 ジョンソン的ロンドン生活 葛西臨海公園・鳥類園Ⅱ あさひろむ おおやのデジスコ散歩道 I just happe... enjoy*photo! 野鳥たちとの思い出 お月さまになりたい。 習志野ぶら~り 「時間よ止まれ」 Tokyo Radio ... アコースティックな風 気ままな時間を ゆったりと 小さなりんごのドイツで放浪記 最新のトラックバック
タグ
以前の記事
2018年 01月 2017年 11月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 more... 検索
ブログパーツ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||