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2007年 02月 18日
シブヤ大学 7回目講義
今日の講座は「環境コンサルタント・ペオのお買い物講座」。
シブヤ大学 7回目講義_b0070020_1313396.jpg教室は、国連大学そばの青山ブックセンター。
講師は、スウェーデン人で環境コンサルタントのペオ・エグベリさん。
ペオさんは、J-WAVEのロハス・サンデーのナビゲータをしていたので、ボクにはなじみのある方。
来日して15年。日本語もうまいし、なにより、「男前」。
今日の講義内容の概要は次のとおり。

日本人は、買い物するとき、この商品は何で作られているか?、どこから来ているか?なんてほとんど考えないだろう。
大量生産大量消費によって、日本人は安い商品を手に入れることができたが、その結果、大量のゴミを排出している。
環境先進国のスウェーデンでは、この意識がとても強いそうで。 一人当たりのゴミの量は日本の5分の1以下。
ペオさんは一ヶ月にサッカーボール1個の大きさのゴミしか出さない。
ゴミはどうなるかと言うと、大部分が燃やされて二酸化炭素を発生する。

地球温暖化防止のための京都議定書で日本は1990年を基準としてCO2を6%削減しなくてはならないのに、2005年は逆にプラス8%になってしまった。(これは先月学んだこと)
ところが、スウェーデンは4%の削減目標に対して、すでにマイナス7%を達成してしまった。
なぜ、北欧の寒い国が、こんなにも環境にやさしい国になるのか?
一つは、教育にあるようだ。
なんと4歳からゴミの分別を教わっている。
詳しくはここから・・・。

重要なメッセージ:
「世界の4分の1の人口は世界の4分の3の資源を使っている」
先進国以外の国が日本と同じ資源量を消費するためには、地球が4個必要だ。

では、我々日本人がすぐできることとは・・・、
・モノを長く使えば、その分ゴミも減る。(できれば4倍以上)
・モノを買うとき、余計なゴミが出ないようにする(レジ袋はいらない、過剰包装はもってのほか)
・生産に多くのエネルギー消費を要する肉類を減らそう (メタボにも効くし)

2時間にわたるペオさんの授業は、途中、生徒に質問を投げかけてみんなで考える形式で時間が経つのが忘れてしまうほど。
最後に恒例の記念写真をして終了。
その後、個人的にペオさんともお話しすることができて、とても楽しい時間だった。

by dosanko0514 | 2007-02-18 13:13


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