人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2008年 01月 14日
映画鑑賞記「アース」
鑑賞日:08.01.14 鑑賞場所:シネマイクスピアリ

主演:46億歳、地球。
映画鑑賞記「アース」_b0070020_2042159.jpg

<この映画について> (シネマカフェより引用)
 はるか昔、若き地球という星に巨大な隕石が衝突した。宇宙の大惨事に匹敵するこの衝突事故こそが、この星に生命が誕生する瞬間であった。そして現代。氷の地から熱帯の森、深海におよぶ壮大な自然界でたくましく生きるものたちがいる――。




<感想>
 先日、月から見た地球の映像を観た。漆黒の宇宙空間に青く輝いて浮かぶ地球。
そこには、たとえようの無い美しい自然があふれ、そこに生きる動物たちもまた、美しい。
映画鑑賞記「アース」_b0070020_2043328.jpg
 特に、2030年には絶滅すると予測されているホッキョクグマを多く扱っていた。北極周辺の氷は年々減少し、ホッキョクグマの餌となるアザラシを獲る場所が無くなってきている。さらに、出産間もない母子クマにとって、春に南下するための氷のルートまでもが消えつつある。
映画鑑賞記「アース」_b0070020_20431818.jpg
 このアースの撮影秘話を扱った番組を事前に見たのだが、この映画のために40の撮影クルーが、延べ4500日の撮影日数を費やし、1秒間に2000コマを撮影できるスーパースローモーションカメラも駆使して、今までに見たことの無い鮮明で強烈な映像を我々に届けてくれる。チーターのハンティング映像は見事!
一番驚いたのは、1tもあるホオジロザメが、水中から一瞬でオットセイを飲み込みながら、ジャンプするシーン。すごいの一言だ。

映画鑑賞記「アース」_b0070020_20433374.jpg
 人類の発展が引き起こした地球温暖化現象。その影響をまともに受けているのが野生生物なのだ。
そんな野生生物にとっては、地球が暖かくなっていることなど知らない、ただ、今を精一杯生きて、自分たちの子孫を残すことだけに懸命になっている。
そんな彼らの未来を、我々のエゴだけで消し去ってよいものだろうか?

by dosanko0514 | 2008-01-14 20:45 | 映画は楽しい


<< 地震に備えよ      パンデミック >>