2008年 02月 02日
映画鑑賞記「ONCE ダブリンの街角で」
鑑賞日:08.02.01 鑑賞場所:シネマイクスピアリ

本物の音楽映画がここにある。
音楽は人々の心を結びつけ、愛をも育む。

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<ストーリー> (シネマカフェより引用)
b0070020_20511438.jpg アイルランドの首都、ダブリンで、家業を手伝いながらメジャーデビューを夢見るひとりのストリートミュージシャン(グレン・ハンザード)がいた。彼女に振られてしまい、傷心の彼はある日、道端で演奏中にひとりの若い女性(マルケタ・イルグロヴァ)と出会う。チェコからの移民で家政婦として働くその女性もずっとピアノを持つことを夢見ていた。彼らは貧しいながらも、音楽という共通点で互いに惹かれ合うようになり、バンドを組むようになる。そして人生の新たな希望とロマンスを見出すために共に歩み始める…。

<感想>
 ダブリンの街角で穴の開いたぼろぼろのギターを弾きながら歌う青年から映画がスタートする。ダブリンのメインストリートではない、ちょっとうら寂しい場所なのだろう。懸命に歌う青年には、道行く人はあまり関心を示さない。そこに10セント(日本円で16円)を払う若い女性とのやりとりからストーリーは展開する。貧しいけれど、音楽的才能があって、いつかピアノを持ちたいという女性に惹かれる青年。しかし、彼女には夫がいて2歳になる娘もいた。
一緒になりたいと思う気持ちをぐっと堪えて、音楽的なパートナーとなる青年と女性。
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そして、青年が書き溜めていた曲をデモテープとすべくレコーディングする場面。1日2000ユーロで借りた音楽スタジオで、始めは鼻もかけないでいたレコーディングエンジニアをその気にさせた迫力の演奏。
自分の実体験とダブって見えてきて、体の中から熱いものがこみ上げてきた。
徹夜で曲を完成し、カーステレオで再生テストするために、バンドメンバーと近くの海辺にドライブして、精一杯演奏した満足感からか、はしゃぎ回っている姿が印象的だった。
結局、完成したデモCDを携えて、青年はロンドンに一人旅立つ。その置き土産としてピアノをプレゼントした女性には夫がチェコからやってくる。
ひと時のパートナーが、これから別々の道を歩んでいくのだが、一緒にレコーディングした曲はいつまでも二人の絆を保っていることだろう。
見終わって、心が温まる映画だと思った。
 この映画は、2007年、アメリカでたった2館で上映されたに過ぎなかったが、評判が評判を呼び、上映館を140まで増やしたそうだ。今年のアカデミー主題歌賞にもノミネート。
 主役のグレン・ハンザード、マルケタ・イルグロヴァは現役のミュージシャン。実際に演奏しているシーンは当然、スタント無し!

20代前半、バンド活動でヤマハのスタジオでレコーディングしたことがあったけれど、懐かしいなあ。(その時のテープを無くしたのが悔やまれる)
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by dosanko0514 | 2008-02-02 20:52 | 映画は楽しい


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